朝食を抜くと、その後の食欲が上がるのか?下がるのか?

日本人の朝食欠食率は男性15.0%女性 10.2%

毎年、厚生労働省から発表される「国民健康・栄養調査結果の概要」では、朝食の欠食率を調査している。
世代別で見ると、20代の欠食率が男性30.6%、女性23.6%で最も高い。
若い世代で欠食率が高いというのは例年通りではあるが、ここ最近40~50代の中年層の欠食率が上昇してきているのが、ちょっと気がかり。

朝食を抜いても、食欲は増加しない⁉

今日参考にしたのはこちらの論文。
『Effect of extended morning fasting upon ad libitum lunch intake and 
 
associated metabolic and hormonal responses in obese adults』
EA Chowdhury et al.International Journal of Obesity (2016) 40, 305–311
インパクトファクターは、5.487(2016年時)なので、かなりいい雑誌です。

この試験では、24名の肥満患者(男性8名、女性16名)に朝食を食べるのと欠食するのとで、無作為クロスオーバーで実施して、食欲だとか代謝パラメーターを見ています。
結果、朝食を欠食すると、その空腹状態中は当然食欲は上昇するのですが、昼食を取った後は、朝食を取ろうが取らまいが、食欲には大きな影響を与えなかったようです。

朝食を抜くと、昼食時以降の血糖値は上昇

上述のように、食欲という点では影響はなかったものの、血糖値・インスリン値・FFA(遊離脂肪酸)は、これまでの研究結果と同様、上昇が認められました。いわゆる“セカンドミールフェノミナン”ですね。
朝食を欠食しても、食欲に影響がなければ、体重増加の心配は無いとも言えますが、血糖の上昇によって、インスリンが分泌され、さらにインスリン抵抗性を助長するFFAが高い状態が続けば、インスリン過剰分泌となり、長期的にはやはり肥満につながっていきそうです。
さらに言えば、こうした経緯をたどっていくことで、将来的にはインスリン分泌能の低下と関連するかもしれないので、朝食の欠食が糖尿病や肥満にどう関連していくのか興味深いところです。

以上。今回、初めてブログなるものを書いてみました。
いや~いろんなHow toサイト見て四苦八苦しながら作ってはみたものの、誤字脱字とか何か不備や不具合とかないかなぁと心配事がつきませんね~
より良いブログになるように、日々頑張っていきたいと思いますので、ご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。


コメントを残す